レーザー脱毛ってスゴイですよね。
光を当てると毛が抜けて更に暫く(最近は半永久的と言う表現が多いですが・・・。)は毛が生えてこないんですよ。
何でですかね?
何でってそういうもんやからな~。
レーザー脱毛を考えた人って誰なんですかね、私が決められるならノーベル賞あげたって良いと思うぐらいの発明ですね。
レーザーで脱毛する仕組みを知るには、まず毛が生える仕組みを知るところから始めた方が良いと思いますのでこの記事では脱毛の基本の部分をお伝えしていきます。
毛が生える仕組みとは?
まずは発毛の仕組みから見ていきましょう。
これは毛根の図ですが発毛に関係するポイントとなる器官が「バルジ領域」「毛母細胞」「毛乳頭」の3つです。
逆に言えばこの発毛に係わる器官の働きを止める事ができれば脱毛する事ができるという事になります。
それぞれの器官がどの様な働きをしているのか具体的に見ていきましょう。
バルジ領域
まずはバルジ領域です。
バルジ領域とは毛根の器官の中でも比較的浅い部分にある器官で毛を形作る毛包幹細胞(発毛因子)を蓄えている部分です。
毛包幹細胞は毛の種となる幹細胞なので体毛だけでなく表皮や皮脂腺などあらゆる細胞に分化する事ができるスゴイ細胞です。
毛母細胞
毛母細胞はバルジ領域の毛包幹細胞が分化する事でできる細胞で毛包幹細胞が「種」だとしたら毛母細胞はそれが一段階進化した「芽」の様なものです。
毛母細胞が細胞分裂を繰り返して新しい細胞によって押し上げられたものが毛髪になっていきます。
毛乳頭
毛乳頭とは、毛母細胞に細胞分裂の為の栄養や酸素を与える部分です。
毛母細胞の増殖を促進させる働きのある育毛促進因子である「FGF-7」と言うタンパク質を産生する事でヘアサイクルを正常に保つ働きをしています。
この毛乳頭細胞が増えると毛髪が太く成長しますし、薄毛部はこの「FGF-7」が減少している状態です。
例えば毛を抜いても一緒に毛乳頭が抜けてしまう事はないので抜いても抜いても毛が生えてくる理由はその為です。
抜いても抜いてもキリがないよね。
毛周期とは?
先程、毛乳頭の所でヘアサイクルを正常に保つ働きがあるとお伝えしましたが、ヘアサイクルは毛周期とも言われていて脱毛をする上で知っておいた方が良い仕組みです。
こちらで詳しくまとめてありますので確認しておくと脱毛のスケジュール感が分かってきます。
レーザー脱毛の仕組みとは?
いよいよレーザー脱毛で毛が抜ける仕組みについてみていきましょう。
レーザー脱毛で使われるレーザーは黒い色に反応して熱に変わるという性質があります。
脱毛する時はクリニックに行く前に毛を剃って来る様に言われますが毛穴に毛根が残った状態になっていますよね。
肌は黒くないのでレーザーに反応せず肌の中に残った毛根のみにレーザーが反応します。
そこで発生した熱がバルジ領域や毛母細胞、毛乳頭といった発毛する為の組織を破壊するというのがレーザー脱毛の仕組みです。
まとめ:脱毛するならやっぱりレーザー
脱毛にはレーザー脱毛以外にもサロンで施術されている光脱毛やニードル脱毛、ワックス脱毛など色々な脱毛方法があります。
ただそもそもの脱毛効果が弱かったり、施術に時間がかかったり、何度も繰り返し毛が生えてくる事で何度も脱毛しなければいけなかったり・・・。
どの脱毛方法を見ても色々とデメリットが多いんです。
その点レーザー脱毛であればしっかりとした脱毛効果があり、施術も短時間、毛周期が一回りしてしまえば半永久的に脱毛効果が続きます。
これは比べるまでもなくレーザー脱毛を選ぶでしょ。
コメント